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執筆者の写真susuham

お守り


夏の初めの話。

精麻(せいま)を結って作るお守りのワークショップに参加しました

(白川町に移住された神棚職人の奥様が教えてくださいました)


昔から母がよく神社仏閣に行くのが好きで連れられて行っていたということもあり

神聖なものに触る、身に付ける、敬うということに何かと惹かれている私。


麻には種類があって

亜麻(あま)=リネン

苧麻(ちょま)=ラミー

大麻(たいま)=ヘンプ

があるそう。

麻は植物の茎の靭皮(じんぴ)部分から採られる植物繊維で、セルロースが主成分

それらを称して麻と呼んでいるのです。


今まであまり深く意識していなかったけど好んで着ていたのは

亜麻だったのか、、と改めて。


バーンロムサイ のお洋服をご紹介する上でも少しは役に立つといいな。

チェンマイの市場で見かけて少しだけ買い付けた

モン族の織り上げた布は大麻布だったのかな?


バーンロムサイ のブログにもリネンについて触れていたのでリンク貼ります



10/23−29ススハムにてバーンロムサイ 秋を企画中です



さてワークショップに戻ります


精麻とは大麻の茎の表皮を特別な工程を経て、独特の光沢をもつ繊維に仕上げたもの。

古来から日本人の生活に欠かせない衣類や縄などに幅広く使われ、現在でも神聖な植物として神事や神社のしめ縄や鈴縄等に使われています。

近年様々な環境問題に直面する中で精麻は優れた天然素材として

再び見直され始めています。(ネットより抜粋)



結いながら触れることで自分を浄化してくれるということで

大切にできるだけ丁寧に結ってみました

手が慣れてくると結い目もうつくしく。



経験者の方が結っているのはするするとしてて気持ちがいい。

やはり手仕事の手は美しくて好きです

動かす手が好きだなとつくづく思います


火入れという工程でチリチリと焼いて整えて




私のお守りが完成

先生が結んでカタチにしてくれました

このカタチは二重叶い結び

前後ろで口と十というカタチになるからだそう


神社で買えるお守りにも使われている結び方です



はさみの入り方にも形の変化が。それぞれの形になって個性があって面白い。


最後に先生が教えてくれたことわざ。


麻の中の蓬(よもぎ)


《「荀子」勧学の「蓬麻中に生ずれば扶 (たす) けざるも直し」から》


蓬のように曲がりやすいものでも、まっすぐな性質の麻の中に入って育てば

曲がらずに伸びる。

人は善良な人と交われば自然に感化を受け、だれでも善人になるというたとえ。



超情報社会に生きている私たち。

何か見失っているなと思うこの世の中。


その中で何を見出すか。

何が一番大切なことか軸があればしっかりと選び取ることができる。

私も麻の中の蓬のよう、、


当たり前の幸せを気づかせてくれる環境に日々身を置きながら暮らすことを中心にしてみる

自然を感じながらご飯を食べたりゆっくりしたり

今、良い影響を与えてくれる人々との時間を大切にしながら





PS.こころも身体も喜ぶごはん、ごちそうさま。




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